JAMS


未亡人イヴ 如意棒

Shyrock作 「愛と官能の美学」

第1話
「色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是・・・般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩 
は〜ら〜み〜た〜こ〜とくあ〜のくた〜ら〜さんみゃくさんぼ〜・・・では・・・」

舎利寺入道(しゃりじ にゅうどう)は、経を唱え終ったあと、仏壇に向かって合掌し一礼した。
その後、振り返って早乙女イヴに軽く会釈をした。
経を唱え終えた舎利寺に、イヴは深々とお辞儀をして礼を述べた。

「舎利寺様、本日はありがとうございました。これで主人もきっと浮かばれることと思います」
「本当に早乙女はんも大変でしたな。この前の忌明けは親戚の人たちがぎょうさん来たはったけど、
 その後、遺産分けのことで揉めたはったんやて?ちょっと小耳に挟んだんやけど」

「ええ、そうなんです。主人の兄が二人いて、その奥さんが色々な口出しをし始めて…本当に疲れました。
 私は主人を亡くした今、欲も徳もありません。ただただ平凡に暮らして行き、主人の御霊を弔って行きたいと思っています」

「それはええ心掛けや。若いけど偉いわ。奥さんは確かまだ二十五やったな?
 ほんまに若いのに未亡人になってしもて、気の毒としかいいようがあれへん」

「お心遣いありがとうございます。しかしこれも運命だと思っています。
 それにしてもまさか交通事故で亡くなるとは・・・」

「ほんとや。人の命ちゅうもんわ、分かれへんもんや。
 あんなに元気やったのに29歳の若さで亡くなりはるとはな・・・」

この時、イヴは在りし日の夫の姿を急に思い出し、そっと目頭をハンカチで拭った。

早乙女イヴは大手商社早乙女物産株式会社社長の長男、早乙女道雄と二年前に熱烈な恋愛のすえに結婚したが、
二ヵ月前、道雄は交通事故でこの世を去った。
また道雄の父道春も昨年他界し、彼が所有していた土地等の財産がまだ相続されていなかった事情から、
たちまち遺産を巡って兄嫁たちが血眼になって争い始めたのであった。
やむを得ず弁護士を仲裁に立て現在調停の最中であったが、イヴとしても心労が重なり精神的にかなり疲れていた。
住職の舎利寺入道(三十八歳)はイヴのそんな様子を見かねて、訪問の度に仏法を説き、仏の御心を教えたのであった。
彼の慈愛に満ちた説教でイヴは次第に笑顔を取り戻していった。
四十九日が終わった後も、舎利寺は命日には訪れ熱心に経を唱えた。

「早乙女はん、さっき唱えたお経の、『色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是』の意味は分かりまっか?」
「いいえ、存じません。どのような意味があるのでしょうか?」


第2話

「色は空に異ならず、空は色に異ならず、色は即ち是れ空、空は即ち是れ色なり。
受も想も行も識も、亦復是の如し。
そんな意味なんや・・・
なあ、早乙女はん、あんた、まだ若い身空でご主人亡くしはってほんまに気の毒やなあ。
毎晩、寂しおまっしゃろ?」

イヴは舎利寺の言葉に顔を赤らめた。

「舎利寺様、何をおっしゃいます。決してそのようなことはありません」
「ふ〜ん、そやったら、ええんやけどな。早乙女はんはこれからあっちもええ時やのに惜しいなあ」
「そんなことありません。そんな変なことをおっしゃらないでください」
 イヴはキッと舎利寺を睨みつけ、顔をさらに赤くした。
「その怒った顔がまたええがな」
「そんな失礼な・・・」
その瞬間、舎利寺はツツツと膝を摺り寄せイヴに接近した。
イヴは驚きのあまり座ったまま後ずさりした。
舎利寺はなおもイヴに近づき、細い肩に手を置いた。

「舎利寺様、何をなさるのですか。や、やめてください!」
イヴは目を吊り上げて、舎利寺の手を払いのけた。
しかし舎利寺は一向に怯む様子はない。
それどころか、大胆にも和服の胸元に手を差し込んだ。
「きゃ〜!やめてください!」
「まあ、そう嫌がらんでもええがなあ」
和服ということもありブラジャーを着けていない乳房は、いとも簡単に舎利寺の掌に握り締められてしまった。
舎利寺は逃げようとするイヴのか細い腕をがっちりとつかんで、ぐいぐいと乳房を揉みしだいた。
「いやぁ〜、やめてください!」
舎利寺はするりとイヴの背後に回り込み、首筋に目を凝らした。
「ほほう」
「・・・?」
この日イヴは髪を上げていたこともあって、うなじの淡い後れ毛がはっきりと見えていた。
「色っぽいうなじしたはるなあ。それにまあ若鮎のようなきれいな肌して・・・
 これからもずっと男に可愛がってもらわれへんちゅうのはちょっと不憫やなあ・・・」
「そ、そんなこと放っておいてください」
舎利寺は首筋に熱い息を吹きかけ、そっとイヴに囁いた。
「ほんまにうっとりするぐらいきれいな肌やわ。絹のように木目細かいなあ。うっとりするわ」
突然、舎利寺の唇がイヴの首筋を這った。
イヴは驚きのあまり首をすくめながら、「いやぁ」と拒絶の言葉を漏らした。

「もう長いこと、触ってもろてへんさかいに、肌が『男を欲しい、男を欲しい』ちゅうて
 吸い付きよるがなあ。ちょっと触っただけやのに吸盤みたいやで。がっはっはっは〜。どれ・・・」
舎利寺は和服の胸の合わせをグイと引っ張った。
和服の胸元は襦袢とともに肌蹴てしまい、乳房が現れてしまった。
「ほう、何と。色白やし、おまけにきれいなお乳やなあ。こら、たまらんがな」
(チュッ・・・)
舎利寺はイヴを強引に引き寄せ、膝に寝かせつけ、乳首にしゃぶりついた。

第3話

「いやっ・・・」
「ふっふっふ・・・やっぱりまだ、ややこ(赤ちゃんの意)産んでへんからか、ぷりぷりしたええ乳しとるがなあ。
女はいくらべっぴんはんでもなあ、ややこを産むのと産まんのとでは、乳の形がちゃうんやで。
ほな、ややこの産んでへんお乳をたっぷり吸わせてもらいまひょかあ」

(チュ〜チュ〜チュ〜・・・)

「いやぁ・・・、吸っちゃだめですぅ・・・そんなことぅ・・・や、や、やめてください・・・」

 舎利寺は左手で右の乳房を揉みながら、もう一方の乳房をわざと音を立てて吸った。
 イヴは逃れようとしてもがくが、舎利寺の上体がイヴにのしかかり、容易に抜け出すことがかなわなかった。
 舎利寺は乳房を吸いながら、ゆっくりと左手を下半身へと移動させた。
 帯の辺りにかかった時、イヴは手でそれを払いのけようとした。
 だが舎利寺の手は容易には引き下がらない。
 指は帯の辺りを通り過ぎさらに裾野へと下りていった。

 太股の辺りまで伸びた指は、突然着物の裾の合わせにかかった。

「いやっ・・・」

 イヴは身体をよじってみせた。
 喪服の裾から見え隠れしている、無垢な白い襦袢に舎利寺の指は滑り込んで行った。

「いやぁ、いやぁ・・・舎利寺様、それだけは、それだけは堪忍してください・・・」
「何ゆうとるんや。長いこと男はんに可愛がられてないさかいに、
気の毒から慰めてあげよと思てんのに。私に任せといたらええんや」

 イヴは舎利寺の侵入を拒もうと必死に脚をよじった。
 その度に、襦袢がはだけて白足袋との隙間に白い脚が見え隠れする風情がたまらなく艶めかしかった。
 イヴは着付けに関しては免許皆伝の腕前と言うこともあり半端な着方はしない。
 つまり現代風に和服の下にショーツを穿いたりはせず、きっちりと襦袢の下には湯文字を着用する正統派であった。
 ところが、正統派であるがゆえにそれがあだになった。
 強引に襲われた際、遮るものが少ない分、簡単に侵入を許してしまう。

 イヴはそれでも太股を合わせて懸命に抵抗を試みた。
 しかし、坊主と言えども舎利寺も一介の男。
 かぼそい女の身で、男の力に抗えるはずも無かった。
 渾身の力を込めて抵抗するイヴの太股にグイグイと舎利寺の指は食い込んでいった。
 ついには、イヴの秘めやかな花園まで到達してしまったのであった。

「ひぇ〜!しゃ、舎利寺様ぁ〜許してください!後生ですから。本当に許してください!」
「そんな嫌がらんでもええがなあ。どれどれ・・・」

 無遠慮な指が柔らかく震える秘密の扉をこじ開ける。

「おお、おおっ、これがイヴはんのおそそか。ぐわっはっはっは〜!可愛いの〜、実にええ感触やで〜」
「いや、いや、いや、やめてください・・・」

第4話

イヴは泣き出しそうな顔で哀訴した。
 だが舎利寺はそれをはねのけ、執拗にイヴに絡みついた。
 貝の合わせ目がこじ開けられ節くれだった指が中に食込んだ。

「いやぁ・・・舎利寺様ぁ・・・」
「よしよし、早乙女はん、今にこのおそそをビチョビチョにしたるさかいにな。楽しみにしとき」
「そんなぁ・・・」

 舎利寺は抵抗の間隙を縫って、イヴを畳に押さえつけた。
 着物を大きくまくりあげられたイヴの股間は丸出しになってしまった。
 若草の茂った恥丘を覗き込み舌なめずりをする舎利寺。
 その刹那、かすかな女の甘い香りが漂い、早くも官能的な風情を醸しだす。
 ほのかに茂る若草をかき分け、美しいサーモンピンクの貝の合わせ目をもてあそぶ。
 こねこねと弄っているうちに、貝の合わせ目からわずかな半透明の液体が滲み出してきた。
 舎利寺はそれを指ですくって舌に運んだ。

「ふふふ・・・早乙女はんのお汁は美味や。それに塩加減もちょうどよろしおますなぁ」
「いや・・・そんなことおっしゃらないでください・・・」

 舎利寺は貝の合わせ目の上辺をちょっと開いてみた。
 そこにはキラリと光る真珠の粒が佇んでいた。
 指が触れた瞬間、イヴは腰をビクッと震わせかすかな声を漏らした。

「ほう・・・かなり敏感やな〜。ちょっと触っただけやのに。もっとようけ触ったらどないなるんやろ?」
「いやぁあ・・・そんなぁ・・・」

 真珠の粒を覆う包皮を閉じないように押さえて、中指で真珠の上を軽く円周を描いてみた。

「はふぅ・・・」
「どや?ここ気持ちええんとちゃうんか?ふふふ・・・可哀想になあ・・・
数ヵ月前までは旦那はんにここいろてもろてたんやろ?それとも何か?もっとエロいことされとったんか?」
「いやぁ・・・そんなことされてません・・・」
「嘘言うたらあかん。ココもうかなり開発されてるがな。それとも何か
結婚をしはる前から誰ぞ他の男に開発されたはったんか?」
「そんな人いませんでした・・・」
「まあ、ええわ。あんまり詮索するのも何やし。早乙女はんの過去を暴くつもりなんか毛頭あらへん。
そんなことより、私がおらんと辛抱でけん身体にしたるさかい、楽しみにしときや〜、ふふふ」

第5話

舎利寺はそうつぶやきながら真珠に口付けをして、舌先でクルクルと円運動を行った。
 たちまちイヴの身体に火が点り、無意識のうちに畳を指で引っ掻くような動作をし始めた。
 舌の動きは円運動にとどまらず、高速で左右に回転させたり、舌先で押すような仕草を見せたりと、多彩な動きを披露した。
 イヴは顔を紅潮させ、腰をくねらせ、いつしか喘ぎ声を漏らし始めていた。

「いや、いやいやいや・・・そんなこと・・・あっ、あっ、あっ・・・」
「どや?旦那はんの仏壇の前で、坊主にこんなことされるちゅうのんは。恥かしいか?ぐわっはっはっは!」
「いやぁ、それだけはおっしゃらないでぇ・・・」

 舎利寺は一旦真珠から唇を放し、今度は太い指を貝の合わせ目に突き立てた。
 もうすでに蜜はおびただしく溢れ、貝の周辺を濡らしテラテラと光っていた。

「可愛いのう、もうこんなにビチョビチョにして」

 舎利寺は羞恥に顔を紅潮させるイヴに目を綻ばせながら、巧みに指を動かした。
 前後にピストン運動させたり、グルグルと回転させたり、あるいは小刻みな振動を加えたり・・・。

「ひゃ〜!だ、だめです、あぁ、だめです、そんなことしちゃだめですぅ・・・」
「遠慮せんでええ!それそれそれ!」
「はふ〜ん!いやぁ〜」
「どや?気持ちええやろ?ほんならぼちぼち、如意棒を挿し込んだろか?」
「にょいぼう?」
「そや、如意棒や。きっと御利益があるでえ。わっはっはっはっは〜」

 舎利寺はそう謎めいた言葉をつぶやきながらイヴの腰を手前に引き寄せた。

「ひぇ〜!」

イヴの腰が浮きあがり、両足が舎利寺の胴を境に左右に分かれた。
 縦に割れた亀裂が舎利寺に急接近する。
 肉色の亀裂に如意棒がググッと挿し込まれた。

(ズニュッ・・・ズズズン・・・)

「いや〜〜〜ん!」
「おおおっ!これはええあんばい(いい具合の意)やで〜。すごいシマリやがな〜。
早乙女はん、長いことここに入れてもうてなかったから、狭う(せもう)なってしもたんとちゃうか?
がっはっはっは〜!よっしゃ、ほな、突きまくるで〜。わっはっはっはっは〜」

 言うが早いか、舎利寺はイヴの腰をグイグイと引き寄せ、身体に密着させたうえ、太い如意棒を激しく突き込んだ。

「ひやぁ〜〜〜!そ、そんなぁ〜!裂けちゃいます〜!あああぁぁ〜!ダメ〜〜〜!」

第6話

「心配せんでええんや。女はなぁ、少々大きなもんでも受け入れられるようになってるんや。それそれ、ええ声出しや〜」

(ヌッチョン、ヌッチョン、ヌッチョン!)

「もうだめ、もうだめぇ〜!」
「ちょっとちょっと、まだイッたらあかんで〜!よっしゃ、ちょっと体位を変えよか?」

 舎利寺は、久々の快感に悶え早くも頂を向えようとしているイヴを抱き起こした。
 頂への途上で中断されたことに戸惑いの色は隠し切れなかったが、すぐさま、舎利寺はイヴを膝に乗せ、悦楽物語を続行した。
 舎利寺のモノはさらに硬さを増し、イヴの膣道を激しく攻め立てた。
 イヴは久しぶりに味わう肉の快楽に酔いしれ激しく喘いだ。

「それでええ、それでええ。女は男と交わる時、思い切り淫乱になったらええんや。
早乙女はんみたいにふだん気位の高いおなごはんほど、その落差が大きゅうて面白いんや。
ぐわっはっはっは〜!奥さんの乱れる様、ほんまにたまりまへんわ〜!わっはっはっは〜」

 舎利寺はぶつくさ言いながらも、腰の動きは一向に変わらなかった。

「あっ、あっ、あっ、もう、もう、もう〜・・・舎利寺さまぁ、もうダメ、もうイキそぉ〜・・・あああぁ〜!」
「おおっ!イケイケ!イッたらええで〜!私もすごいようなってきたわ〜!うはっ!中へ、中へ出しまっせ〜!」

(イヴは悶えながらも、今日が安全日であることを意識の中で思い起こしていた)

「あっ、もうダメぇ・・・ひいいいいい〜〜!イクぅ〜〜〜〜〜!あああぁ〜〜〜〜〜!」


それから1時間ほどが経ち・・・

「舎利寺様、本日はどうもありがとうございました。これ、御布施と御車代でございます」
「そんなもんいりまへんわ。今日は大変高価な御布施を早乙女はんからいただきました。
がっはっはっは〜!ほなら、来月もお勤めに参りますよってに」

 舎利寺はそうつぶやきイヴに会釈をした。

「毎月、命日にはお越しいただけるんですね。お待ちしております・・・」
「ふむ、早くも如意棒の効果が出たみたいやな。ははははは〜。よかった、よかった。
如意棒は有難い仏はんの棒。早乙女はんは毎月1回御利益を貰いはるとええ。早よう元気になるさかいにな〜。
亡くなった人はいくら呼んでももう帰ってきまへん。
それよりか、早乙女はんはまだ若いんやさかい明日のことを考えなあきまへんで〜」

「ありがとうございます。お蔭様でかなり元気になりました。
確かにおっしゃるとおり亡くなった主人はもう帰って来ません。
それよりも長い人生、明日を見つめて生きて行きたいと思います。
それと・・・如意棒・・・これからの御利益も大いに期待しております」

 イヴは三つ指を突き、深々と舎利寺に挨拶をした。
 舎利寺はにっこりと笑って、玄関を出て行った。
 その後、僧侶には些か不似合いとも思われる真っ赤なスカイラインが早乙女家の駐車場から出て行った。

終わり

ファーストレディ69



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