コタツ
「こんちはぁぁぁっ…吉さんいるぅ…」
コタツでうたた寝をしていた美沙は玄関から響く声に目を覚ました。
「おおおっ…美沙ちゃんか…」
勝手にあがり込んできた勝三は美沙に声を掛けるとコタツの中に脚を潜らせていった。
「なんだ…おじさんか…おじいちゃんならさっき出掛けちゃったよ…」
美沙は体を起こすと目を擦りながら勝三に言った。
「そうかい…出掛けちゃったか…」
「うん…でもすぐ帰ってくるかもよ…」
「じゃっ…待たせてもらうかな…」
「どうぞ…」
小さい頃から家族同様に勝三と接していた美沙は何も警戒せずに応えた。
「美沙ちゃん…今日はずいぶんと早いんだねぇ…」
「学校…今日は午前中だけだったから…」
コタツの上にあったTVリモコンのスイッチを入れた美沙はまだ眠そうな目で答えた。
「幾つになった?」
「14だよ…」
「そうか…美沙ちゃんも14かぁ…おじさんも歳を取ったわけだ…」
勝三は隣にいる美沙を眺めて感慨深けに言った。
中学生になってからの美沙の姿をあまり目にしていなかった勝三は
成長した美沙の大人びた表情を見つめていた。
「はぁぁっ…眠いっ…」
口に手を当てて美沙はアクビをした。
「おじさん…テレビ見る…」
「あ…ああっ…」
美沙の横顔を見つめていた勝三は急に美沙が振り返ったのに慌てた。
「私…寝ちゃうから…気にしないでね…」
美沙はそう言うと体をコタツの中に沈めていった。
勝三に背を向けるように横向きになった美沙はすぐに軽い寝息を立てていた。
美沙がつけてくれたTVに目を向けた勝三であったが意識は美沙の寝姿に向いていた。
何ともいえない高揚感が勝三の胸の中に込みあがっていた。
首筋の後れ毛や背中のなだらかな曲線に目が奪われてしまっていた。
若い女のもつ甘い肉感に勝三の心は掻き乱されていた。
「よいしょっ…と…」
勝三は美沙の眠りの深さを探るように声を出して立ち上がった。
「………。」
見下ろした目に薄桃色をした美沙の横顔が映っていた。
ゆっくりと美沙のいる側に移動していく勝三の胸で鼓動が激しく響いていた。
「…………。」
そろそろと美沙の体の横に沿うように勝三は体を滑らせていった。
覆い被さるように体を密着させた勝三の鼻先に美沙の後ろ髪が触れた。
鼻腔に入り込む甘い香りに勝三は目を閉じて堪能していた。
無意識のうちに勝三の手が美沙の体にそろそろと静かに伸びていった。
赤外線ヒーターに照らされ熱を持った美沙の太腿に勝三の指先が触れた。
美沙の寝息を確認しながら勝三は瑞々しい肉感の太腿を手のひらで擦っていた。
(おおっ…すべすべしとる…)
次第にその手は太腿の奥へ奥へと進んでいき柔らかい布の感触を勝三は得ていた。
(………。)
「う……んんんっ…」
(……!!)
突然、美沙が寝返りを打ち横向きだった体をあお向けに戻してきたのに勝三は驚き、一瞬手を引いた。
「う…ん………。」
美沙は体をもぞもぞと動かすと再び軽い寝息を立てていった。
提供APEX
動画 アダルト動画 ライブチャット